解説!クレジットカード再発行審査の詳細

審査

クレジットカード紛失による再発行について

現在のカード社会においては、1人で複数枚のカードを保有している人も多くなっていると思います。
ただ、複数枚保有していると、気を付けなければならないことがあり、それはカードの紛失や盗難です。

クレジットカード利用中に紛失や盗難に遭ってしまうと、第三者に不正利用される恐れがあるため、早めにカード会社へ連絡するとともに再発行手続きも行う必要があります。
それは、現在手元にカードが無いため、今後も継続してカードを利用するためには再発行してもらう以外無いからです。

そして、このクレジットカードの再発行ですが、あまり知られていないかも知れませんが審査があり、その審査に通ることによって新しいクレジットカードが発行されるのです。

クレジットカード会員に入会する際にも審査に通る必要があるので、再発行=新たにカードが発行されるため審査があることは仕方ないですね。。

そこで、今回の記事ではこの再発行審査について解説します。再発行までに行うべき手続きや連絡方法など、必要なことは全て解説するので万が一カードの紛失や盗難に遭った際には参考にしてみてください。

カードの紛失や盗難に遭ったらカード会社へ連絡する

あなたの保有していたクレジットカードが盗難に遭う、または紛失してしまった場合には、何を差し置いてでもカード会社へ電話連絡して利用停止の手続きを行ってください。それも紛失や盗難が判明したらすぐに行ってください。そうしないと、紛失、盗難したカードが第三者によって不正利用されるリスクが高くなってしまいます。

それで、この際の電話連絡ですが、各カード会社ではサービスセンターを設置しているところが多くなっていますので、このサービスセンターへ連絡してください。(電話番号はフリーダイヤルになっているケースが多いです)

そして、カード会社へ電話連絡をしたら、オペレーターの指示に従って今まで利用していたカードの利用停止と再発行手続きを行ってください。
利用停止の手続きが早ければ早いほど第三者による不正利用を防ぐことが可能になります。

ちなみに、カードの紛失や盗難に遭った際に、カードに付いているVISAやMaster、JCBなど国際ブランドの連絡先を調べてそちらに電話連絡をしなければならないと思っている人がいますが、カードの紛失や盗難の際にはカードを発行した会社へ連絡をしましょう。

警察にて紛失や盗難の手続きを行ってください

クレジットカード会社への電話連絡を終えたら、今度は最寄りの交番に行って、カードの紛失届や盗難届の提出を行ってください。
この手続きは、最寄りの交番の警察官にクレジットカードを紛失した、または盗難されたと伝えればOKです。

そして、この際に警察から紛失の届け出に関する受付番号が発行されますので、この受付番号を再度カード会社へ電話連絡をして伝えてください。
この手続きを行うことによって、万が一カードが第三者によって不正利用されたとしても、紛失や盗難保険の補償を受けることが可能になります。

逆に言えば、この手続きを行っていないと、万が一カードが不正利用された際にも紛失や盗難保険の補償を受けることが出来ませんので、必ず行うようにしましょう。

ちなみに、この紛失や盗難保険の補償の対象になる不正利用は、カード会社へ届け出た日の過去60日間までとなっているため、なるべく早めに届け出を行ったほうが良いです。あまりに遅くなってしまうと過去60日以前の不正利用については補償の対象外となってしまうため注意が必要です。

クレジットカードの再発行審査について

ここからが当記事の本題になりますが、カード会社では顧客から再発行の手続きがあると顧客に対してカードを再発行しても良いのか否かの判断を行うため、再発行審査を行います。

この再発行審査はクレジットカードを新規で発行する時のような、顧客の勤務形態や勤続年数、年収や居住形態などの属性や個人信用情報機関に登録されている信用情報を調査しながら厳正な審査を行っている訳ではありません。

再発行審査では顧客の利用状況が調査されます

再発行審査で行われることですが、この顧客が盗難・紛失したカードを発行してから今までの期間での利用状況についての調査になります。
そして、この今までの利用状況ですが、主に過去において支払いの延滞や未入金の有無、さらにはカードの利用頻度なども審査の対象になっています。

顧客の今までの利用状況が良好であればカード会社としても今後継続してクレジットカードの利用をお願いしたいところだと思いますし、過去に支払いトラブルのあった顧客に対しては今後もその可能性があるため慎重に再発行審査を行わざるを得ないのです。

つまり、基本的には顧客の今までのクレジットカード利用履歴に問題があったのか無かったのかについて審査が行われるため、顧客の今までのカード利用方法に特に問題が見つからなければ無事カードが再発行される可能性が高くなるのです。

逆に言えば、今までのクレジットカードの利用方法に問題があると再発行が見送られることになるため、カードの取り扱いには十分注意をして計画的な利用を心掛けてください。

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