クレカ更新時の審査って落ちることある?【2025年の最新事情を徹底解説】

審査

クレジットカードの更新時期が近づいてくると「ちゃんと新しいカードが届くのかな?」と不安になりますよね。せっかく長く使ってきたカードなのに、何かの理由で更新できなかったらどうしよう…と心配になる人もいるのでは?2025年現在では、物価高や収入の変化もあり、カード会社の審査基準が以前よりも厳しくなっていないかな?と気になる人も多いと思います。

クレカ更新時にも審査はある!その仕組みとは?

結論から言うと、クレジットカードは有効期限がくると、自動更新されることがほとんどですが、裏ではしっかりと「更新審査」が行われています。つまり、新しいカードが届く前にカード会社が利用状況や信用情報をチェックし、「今後もこの人にカードを使ってもらって大丈夫か」を判断しているわけです。

多くのカードでは有効期限の1~2か月前に更新審査が実施され、問題がなければ期限が切れる前に新しいカードが送られてきます。ただし、利用状況や信用状態に問題があると、更新が拒否されてしまうケースも存在します。

なぜ更新時に審査が行われるのか?

カード会社がわざわざ更新時に審査をする理由は「リスク管理」のためです。クレジットカードは“後払い”の仕組みなので、利用者が返済不能になればカード会社が損をします。

3年~5年の有効期限の間に、人の生活や経済状況は大きく変わります。転職、収入減、住宅ローンや他社借入の増加、延滞などが起きていれば、カード会社としては「このままカードを持たせても大丈夫かな?」と考えざるを得ません。そのため、更新前に信用情報を再チェックし、安全にカードを利用してもらえる人だけに新しいカードを発行しているのです。

更新審査でチェックされる具体的なポイント

更新審査では、主に以下のような点が確認されます。

1. 自社カードの利用履歴

利用金額や利用頻度

毎月の支払い状況(遅延がないか)

利用が全くない場合も「不要と判断」されることがある

2. 他社での利用状況

信用情報機関を通じて、他社カードやローンの利用状況もチェックされます。

他社での延滞があるか

借入額が大きすぎないか

キャッシング枠の総額が年収の1/3を超えていないか(総量規制の影響)

3. 現在の属性情報

勤務先や収入の変化

住宅ローンや自動車ローンなどの新規契約

これらの情報を総合的に判断して、カード会社は「更新OK」「更新NG」を決定します。

更新できなかったケースの実例

実際に「更新審査に落ちた」という声もあります。例えばこんなケースです。

・延滞歴がある場合
数回でも支払いが遅れた履歴があると、信用度が下がって更新されないことがあります。

・他社での借入が多い場合
住宅ローンやキャッシングの借入が増えて返済能力に不安があると判断されることも。

・収入や勤務先の大きな変化
退職や転職などで安定性が下がると更新に影響する可能性があります。

「必ず更新される」とは言えない理由

「今まで普通に使ってたのに、更新されないなんてあるの?」と思う人もいるかもしれません。ですが、カード会社は“これからの信用”を重視します。これまで問題なく利用していても、直近の収入や他社利用状況が悪化していれば、リスクを避けるために更新を見送る判断がされることもあるのです。

また、カード会社はビジネスなので、リスクの低い利用者を囲い込んでいかないと商売が成り立ちません。だからこそ「今まで大丈夫だったから次も大丈夫」とは限らないのが更新審査のリアルな部分です。

まとめ:クレカ更新審査を意識して普段から準備しよう

クレジットカードは更新時にもきちんと審査があり、利用状況や信用情報に問題がなければ新しいカードが届きます。逆に、延滞や過剰な借入、利用実績が乏しい場合は更新されないリスクもあります。

更新審査を意識するなら、以下を心がけておくと安心です。

・支払い遅延をしない

・適度にカードを利用して「アクティブな利用者」と見てもらう

・他社の借入を増やしすぎない

・大きな属性変化があった場合は特に注意する

「更新審査に落ちる=終わり」ではありませんが、普段の使い方がそのまま反映されるのが更新審査です。今のうちからしっかり準備しておけば、不安なく新しいカードを受け取れるはずです。