クレジットカード審査に通らない時に取るべき3つの行動

審査

審査結果は申し込んでみないと分かりません

クレジットカード審査では絶対がありません。絶対が無いという事はすなわち審査に通るか通らないかは実際に申し込んでみないと分かりません。申し込んだ結果、見事に審査に通ってクレジットカードを手にする事が出来ればもう言う事はありません。

ただ、審査に通らなかったとしたら、何故?どうして自分が落ちたのか?など、今一つ納得が行かないかも知れません。もっとも、信用情報に金融事故が登録されている人がお試しで審査へ申し込んだとしたら審査に通らないのは当たり前なので話は別になります。

それはともかく、期待していた審査に万が一通らなかった場合には、必ずどこかしらに通らなかった理由(原因)がありますので、まずはこの理由を究明する必要があるのです。

審査に通らなかった時に取るべき行動はこの3つ

審査に通らなかった時って焦りますよね?焦ると同時に通らなかった理由は何だったのか?という疑問が出てくると思います。そして、次の審査に通るためにはこの疑問を解消する必要がありますが、中にはこの疑問を解消せずに次の審査に申し込んでしまう人がいます。

ただ、疑問を解消せずに次の審査に申し込んだとしても通らない可能性が高いと思われますので、審査へ申し込む前に次の行動を取る必要があります。

属性情報の確認を行う

クレジットカード審査に通らなかった時に疑う項目として、自分の属性情報がクレジットカード会社の審査基準に達していなかったことが挙げられます。クレジットカード会社では自社の求めている顧客層を集めるために独自の審査基準を設定しています。

そのため、申込者がこの審査基準に達していなければ、当然ですが審査に通らない可能性が高くなってしまうのです。もっとも、一般の試験で言えば合格するだけの点数を稼げていない訳なのでこれは仕方ありません。

ですので、審査に通らなかった場合には、まずは自分の属性を見つめ直して、審査基準を満たしてないものについては満たしてから再度審査への申込を行って下さい。

個人信用情報機関へ信用情報の開示請求を行う

自分の属性が審査基準を満たしている可能性が高くても審査に通らなかった場合には、個人信用情報機関に登録されている信用情報に何らかのネガティブ情報が登録されている可能性が考えられます。

例えば、過去に起こした金融事故情報が信用情報から削除されていると思っていたのに実はまだ登録されていた、毎月延滞なく支払っていたのに良好なクレジットヒストリーの登録が無かったなど、信用情報には思わぬ情報が登録されている事があります。

ただ、信用情報にどのような情報が登録されているのか?については、個人信用情報機関へ信用情報の開示請求を行わない限り私たち金融商品の利用者には分かりません。ちなみに、金融会社では個人信用情報機関に加盟しているので簡単に分かります。

ですので、自分の属性に特に問題が見つからなかった場合には、この信用情報の開示請求を行ってその中身を確認して下さい。そして、何かしらの問題が判明した際には、この問題が解決=信用情報から削除されるのを待ってから再度申込を行って下さい。

他社借入状況の見直しを行う

自分の属性や信用情報に特に問題が無かった場合には、この他社借入状況を確認して下さい。特に、消費者金融からの借入があるとクレジットカード審査では不利になるケースがあるため注意が必要です。

というのも、本来消費者金融とはお金に困っている人が利用するところというイメージが強いため、その消費者金融からの借入がある=現在お金に困っているのではないのか?と判断される可能性があるためです。

もちろん、日々の生活には困っておらず、たまたま一時的にお金が足りなくなったので消費者金融から借入を行ったとしても、そういった事情はクレジットカード会社では分からないため、審査に通らない可能性があります。

また、消費者金融からの借入も対象になりますが、現在クレジットカードのキャッシング枠を利用している場合には、貸金業法による総量規制の対象となっているためその借入金額にも注意が必要です。

特に、現在の他社借入総額が年収の1/3を超えている人はもちろんですが、1/3近く借入があるという人も審査に通らない可能性があります。ですので、そういった人は出来るだけ現在の他社借入総額を減らしてから再度申込を行って下さい。

意外と見落としがちなのがこの理由です

クレジットカード審査に通らなかった際には、ここまで解説してきた項目をチェックしていただければその原因をほぼ究明する事が可能です。ただ、これらの項目以外にも見落としがちな理由があるのです。それが過去に問題を起こしたクレジットカード会社への申込になります。

個人信用情報機関の信用情報には各種情報の登録期間が定められていますが、各金融会社の自社データベースへの各種情報の登録期間は各金融会社によって異なります。10年程度で削除される金融会社もあれば半永久的に削除されない金融会社もあるため、その登録期間はまちまちです。

そして、当然ながら過去に金融事故やトラブルを起こした事のあるクレジットカード会社の自社データベースには、その情報が半永久的に登録されている可能性があります。

その結果、過去に問題を起こしてから数年経過したので再度そのカード会社に審査の申込を行ったとしても通らない可能性があります。ですので、過去に延滞や金融事故を起こした事があるクレジットカード会社への申込は控えた方が良いです。